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潜在言語【妻】

鬱々妻は今、足を負傷している。その原因は我が子だ。数日間の間に同じ箇所を偶然、子供が踏んだり蹴ったりしたのだ。2度目に蹴られたときに、そんなに大きい声ではなかったが、

「おどりゃー、なにしちょるんじゃ!」 (おまえ、何をするのか!)

と、言ってしまった。それほど大きな声ではなかったが子供には聞こえていたと思う。

鬱々妻は思春期の一時期、広島弁と接する機会があった。普段の生活の中で広島弁を使うことは全くない。むしろ避けたい方言として嫌っている。(乱暴な雰囲気が他地域に在住する人間には絶えられないため)

しかし、不意に自分から吐露された言葉に、自分の潜在言語を確認してしまった。きっと鬱々妻は本能のままの状態(痴呆や精神障害者)になったときには汚い言語を吐露し続けるのだろう。あ~、鬱々。

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