メンタルクリニックは、2週間隔などの週単位で同時刻に予約を入れることが多い。
そのため、いつも同じようなメンバーがクリニックや調剤薬局ではち合わせる。
何か月も(何年も)顔を合わせていると、会話はしないが、親近感を覚えるようになる。
いつも「死にたい・・・・・」とつぶやく青年がいる。次回受診していると、「あぁ~生きてる。よかった」と思い、受診していないと『もしかして・・・・やった?』と興奮してしまう。この場合、不思議なもので『死んだかも』と思うと心配しているのだが、自分の脳内はセロトニンがダァーっと出てきているのがわかる。
ほとほと自分の性格が嫌にもなるが、何かテレビでも報道していたが「他人の不幸は蜜の味」というのは科学的にも立証されたらしい。
さて、その「死にたい」青年、街中で遭遇した、クリニックにいるときとは違って、同世代の若者とワイワイガヤガヤ楽しそうに見えた。一瞬、お互い目が合うと、表情が固まり軽く会釈してすれ違った。
クリニックに行く時は「死にたい」自分に酔っているのか、それとも同世代の若者と接しているときは、無理をしているのか?