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お受験強迫症(その1)

鬱々夫婦の子供が小学受験を検討したのは、「子どもが産まれる前からだ」。

幸いにも、鬱々家の子供は、某大学の付属小学校にこの春入学することが決まった。

思い起こせば、1年前同じ幼稚園に通う園児がお受験に成功したことから、「あの程度で合格できるなら」と鼻で笑って、受験専門の幼児教室に通いだした。

通い始めると、やはり鬱々家の子供は、かなり”いい線”だった。受験まで1年を切っていたが、すでに入室していた子供たちより出来がいい。

4月から7月までは、のほほんと月に6回ほど通って、常に模擬試験でも合格圏内なので、鬱々妻にしては悠長に構えていたように思う。

しかし、模擬試験の結果を見た周りの受験ママたちによって、徐々に精神的に追い込まれていくのである。

同じ幼稚園のママによって幼稚園内で「鬱々家の子供は受験するらしい」「受験するのか」とメールが廻り、受験することを内密にしたかった鬱々妻は、「うざい、ほっといてくれ」と苛立つようになってきた。デパスを一日に10ミリくらい服用していた。

それでも鬱々子供は何も影響を受けていなかったので、まだよかった。

本当に受験ママたちの恐ろしさを感じてきたのは、”ライバルになろうであろうわが子へプレッシャーをかける行為”が8月頃から開始されたことだった。これが数か月私たち親子を苦しめることになるのだ。(その2へ続く)

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